《アジアのハブへ・ベトナムの現在地②》ビナテックスと連携深化 素材調達の利便性など優位性を生かす

2023/06/23 06:28 更新有料会員限定


コーウィルの「オーウェン」に伊藤忠の再生ポリエステル素材「レニュー」を投入。ベトナムのイオンモールで市場での認知度を上げる

 伊藤忠テキスタイル・プロミネント・アジア(IPA)はベトナム内需の市場拡大に向けて「ビナテックスをはじめとする現地パートナーとの協働を推進する」(森田洋IPAマネージングディレクター兼プロミネント・ベトナムゼネラルディレクター)方針だ。

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パートナー企業と開拓

 ベトナム最大の繊維グループで、国営企業のビナテックスと協働で、底堅いベトナム内需に向けたブランド事業を強化する。伊藤忠商事が展開する海外ブランドのベトナム国内での販売を広げる。「最初はインポートの扱いからスタートすることになるだろう。ライセンス事業もイメージしている。ビナテックス傘下の企業でブランドビジネスへの意識が醸成されつつある」と森田氏は強調する。

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