バニッシュ・スタンダード「スタッフスタート」米国進出へ NRF2025に出展

2025/01/10 17:00 更新NEW!


 スタッフコーディネート投稿アプリ「スタッフスタート」を提供するバニッシュ・スタンダード(東京、小野里寧晃社長)は、ニューヨークで1月12~14日に開かれる世界最大級の小売店展示会「NRF2025:リテールズビッグショー」に出展、米国市場への進出を目指す。

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 同展では、ブースでスタッフスタートの紹介と、デモ体験などを行い、現場で働くスタッフのEX(従業員体験)向上を提案する。スタッフスタートは、21年に海外対応として多言語対応を開始し、既に台湾での利用実績がある。加えて、今回の出展に伴い、ドルやユーロなどの小数点のある通貨への対応も開始し、全世界で利用できる準備を整えた。

 小野里社長は、米国市場進出に向けて、22年にニューヨークとロサンゼルスに1週間滞在し、様々な店舗でスタッフの生の声を聞いた。「彼らは最低賃金かつチップがもらえない制度の中、それでも「このブランドが好きだから働いている」と言っていた」とし、「彼らの、そしてゆくゆくは世界中の「好きを、諦めなくていい世の中を。」作りたい」としている。なお、スタッフスタートの導入ブランド数は現在国内外で3075、スタッフアカウント数は26万9000となっている。

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