売れ筋変わらずパンツやブラウス
百貨店キャリア売り場の７月商戦は、セールが昨年と比較して順調に推移した店が多かった。売れ筋はこれまでと変わらず、パンツ、ブラウス、カットソートップ。ジャケット、ワンピースなどは苦しいままだ。プロパーの一部ではブラウンなど初秋カラーに動きがあった。（価格は税込み）
高島屋新宿店 ジャケット20％増
セールが引っ張り売り上げは前年を確保した。プロパーで良かったのはパンツ、洗える素材のカットソー、秋色Ｔブラウス、ショート丈カーディガン。パンツは、てろんと落ちる素材や、太めのシルエットの人気が続いている。秋色はダークブラウン、ベージュ、テラコッタ、ボルドーなど、去年のダークグリーン系から変化した。
同店の特徴としては、ジャケットが下旬に入り２０％増と動いていること。きちんとキャリアのオフィス服を揃えたことで、周辺のＯＬ需要を取り込んでいる。ノーカラーや、背抜きなど、夏でも無理なく羽織れるものが好調だ。この秋冬は、よりロング、ワイドなパンツ、プリーツスカートへの反応が良く期待できるという。
この秋注目カラーのテラコッタのカーディガン（１万５９８４円）、ブラウス（１万６２００円）、合皮のプリーツスカート（２万５２０円）。（すべて「イネド・インターナショナル」
高島屋と阪急阪神百貨店が共同企画したオール・イン・ワン見えするセットアップも人気。ブラウス（１万８３６０円）、パンツ（２万２６８０円）。（ともに「ビーアビリティー」）
