消費者の情報量が増えた中、リアル(実店舗)でどう戦うかを常に考えています。ECで簡単に商品を探して買える環境が広がったせいか、店作りもぱっと見た時にわかりやすくすることが大事だと感じています。
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例えば、店の専門性をさらに高める、テイストを絞るなどの対策があります。11月に改装した「ザ・グッドランド・マーケット」堀江店は、ファッションの楽しさを引き続きアピールする一方で、改めてサステイナビリティーの切り口も鮮明にしました。
大阪・関西万博に出店した「アーバンリサーチエキスポ2025ストア」で使った什器をこの店で再利用するとともに、2、3階のフロアレイアウトもメンズとレディスを分けて分かりやすくしました。
万博に出店したことで知名度は上がりましたし、1階は特にこのエリアのランドマークとしてアピールしていきたい考えです。
長年、堀江に店舗を構えていますが、街の魅力を絶やさないように、毎月大体2回、有志で街の清掃活動も続けています。毎回5、6店から約20人が集まり、役割を分担して午前中に活動しています。
