ユニーの女性社員発のPB 来上期の売上30%増へ

2018/02/22 04:24 更新


 ユニーは18年度、女性社員が〝研究員〟として開発に携わるPB「デイジーラボ」をさらに拡大する。取り扱い商品を増やすとともに、ホームファッションではトータルコーディネート型を目指す。

【関連記事】《めてみみ》採用難がつきつける課題

 同ブランドは15年度に女性の視点を生かした開発商品として立ち上げた。17年度に前年度の55から500余りにアイテム数を一挙に拡大した。住居関連商品を中心にしながら衣料品へも広げている。30、40代女性に向けて、同世代の感覚に基づくファッション性や価格設定を打ち出し、17年度の売り上げは前年度の7倍の9億5500万円になる見込み。

 これを受け、18年度はさらに拡大する。上期だけで277アイテムを投入、売り上げも6億2300万円(前年同期比33.4%増)を計画する。そのためカーテンなどインテリア用品を充実、ホームファッションでのトータルコーディネートを目指すほか、自転車やキャリーカートなどを加える。

 23日から18年春夏の新商品25アイテムを、大型GMS(総合小売業)業態のアピタを中心に順次販売する。

 主な商品は、軽量で内装生地も女性らしいキャリーケース(1万2000円)、断熱効果が高く、遮光性のあるミラーレース4枚組みカーテン(3980円)、西川リビングと協業した母子お揃い枕(2500、3000円)など。衣料品では、毛玉になりにくく、洗濯機でも洗えるベーシックなUV(紫外線)カットカーディガン(1900円)を発売する。

23日からカーディガン、キャリーケースなどを販売する


この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事