ユニクロはパリのR&D(リサーチ&デベロップメント)センターのアーティスティックディレクターにクリストフ・ルメール氏が就任したと発表した。就任を機にルメール氏が、パリのR&Dセンター発の新ラインとして手掛ける「ユニクロ・U」を今秋から全世界で発売する。
ルメール氏はラコステやエルメスのアーティスティックディレクターを歴任し、昨年10月にはユニクロとの協業で「ユニクロ・アンド・ルメール」コレクションを発表した。協業は3月に発表したコレクションで終了していた。
同氏がアーティスティックディレクターに就任したユニクロのR&Dセンターはパリのほか、東京、上海、ニューヨーク、ロサンゼルスにもあり、その地域のファッション動向やライフスタイル、新素材の情報を調査し、商品開発やコンセプト、デザインなどを研究開発する拠点としての役割を持つ。
同氏はパリR&Dセンターでユニクロが目指す「ライフウエア」の新しい提案となる新ラインユニクロ・Uの商品作りに携わっており、商品発表は7月上旬にパリで行う予定だ。