ユニクロは、今秋冬の重点商品としてフリースの販売に力を入れる。素材やデザイン、機能性のバリエーションを拡大し、主力の「ファーリーフリース」はメンズ、ウィメンズで計40色を企画した。コロナ禍で家で過ごす時間が増える中、おうち時間に最適なアイテムとして訴求し、ギフト需要の拡大も狙う。
【関連記事】11年ぶり復活のユニクロ「+J」 勝田執行役員に狙いを聞く
原宿店では11月18日~12月25日、デザイナーの山縣良和さんがフリースを素材に作ったクリスマスツリーを飾る。生地をはぎ合わせて作ったツリーには、家で過ごす時間をユニクロのフリースを着て暖かく過ごしてほしいという思いを込めた。
松沼礼ジャパンマーケティング部統括部長は「フリースは家の中だけでなく、近所に出掛ける時やアウトドアなどの外出着としても自由な着方ができる機能性と情緒性を持つ素材。コロナ禍でなかなか会ったり集まったりすることが難しい中でも、クリスマスのギフトとしておうち時間を過ごすのに最適な商品としてぜひ手に取ってもらいたい」と話した。