地下街が足元商圏へのシフトを強めている。鉄道交通の要衝としてビジネス客・旅行客を含めた通行量が背景にあったが、移動制限を伴うコロナ禍で様相が変わった。20年度は3~4割の減収に見舞われ、今期は増収基調とはいえ19年度水準とは差があるままだ。一方で立地の利便性から周辺には多数のオフィスワーカーがおり、都心部のマンション開発で地域の住民は増えているため、そうした層が対象になる。今後、ビジネス客・旅行客は徐々に戻ることが想定されるが、足元の重要性が再認識され始めた。
(田村光龍)
2021/10/14 06:27 更新会員限定
地下街が足元商圏へのシフトを強めている。鉄道交通の要衝としてビジネス客・旅行客を含めた通行量が背景にあったが、移動制限を伴うコロナ禍で様相が変わった。20年度は3~4割の減収に見舞われ、今期は増収基調とはいえ19年度水準とは差があるままだ。一方で立地の利便性から周辺には多数のオフィスワーカーがおり、都心部のマンション開発で地域の住民は増えているため、そうした層が対象になる。今後、ビジネス客・旅行客は徐々に戻ることが想定されるが、足元の重要性が再認識され始めた。
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