ユナイテッドアローズ 「ブリュード・プロテインファイバー」使用のウェアを6ブランドで

2024/12/06 06:26 更新


共通素材を使いながらも、各ブランドのスタイリングに合うデザインで企画した

 ユナイテッドアローズはスパイバーと協業し、人工たんぱく質「ブリュード・プロテインファイバー」(BP)を使ったウェアの第2弾を企画した。25年1月中旬から主要6ブランドで全15型を販売する。サステイナビリティー活動「サローズ」の一環となる。

【関連記事】ユナイテッドアローズが越境EC開始 日用品、工芸品を販売

 「ユナイテッドアローズ」24~25年秋冬物でBPを使ったセーターを販売した。今回は「ビューティー&ユース」「エイチ・ビューティー&ユース」「スティーブン・アラン」「アストラット」「ロエフ」でも使うことにした。

 ナイロン40%、綿45%(うちオーガニックコットン15%)、BP15%の素材を共同開発した。ハリのある風合いが特徴だ。ブランド横断で共通の素材を使い、価格を抑制する。

 ユナイテッドアローズウィメンズではバルーンシルエットのブルゾン(税込み4万6970円)とスカート(2万7940円)、ビューティー&ユースのメンズはテーラードジャケット(3万5200円)とパンツ(2万4200円)のセットアップを企画した。

バルーンシルエットが特徴のブルゾンとスカートのセットアップ

 玉井菜緒サステナビリティ推進部部長は「複数のレーベルで使うことで商品バリエーションの幅を広げられる。環境配慮について全社で取り組んでいる姿勢も見せられる」と話す。取り組みについて、自社ECのコンテンツでも紹介する。



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事