ユナイテッドアローズ「コンテ」青山店が9月6日オープン 先行販売のEC好調

2024/09/04 17:30 更新


洋服の什器を少し低めにするなど店内の奥まで見通せるように工夫した

 ユナイテッドアローズが24年秋冬からスタートしたレディスブランド「コンテ」は9月6日、東京・青山に路面店をオープンする。8月1日からECで販売しているが、予算を大幅に上回って好調に推移している。9月12日にはルミネ新宿ルミネ1の2階にも出す。

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 ターゲットである40代前後の女性と親和性のある青山と、高い集客力が見込める新宿に店を出すことにした。青山店は売り場面積が約115平方メートル。写真館をリノベーションした建物で、グレージュの内装に木の家具や大きな鏡を置くことで、明るさや温かみを演出する。オリジナル商品が8割で、仕入れは「ジル・サンダー」のほか、ビンテージの時計や陶器、化粧品などを置く。

 8月1日にスタートしたECの販売は、計画比6~7倍の売り上げで推移している。2日から「ユナイテッドアローズ」の一部店舗に出店した期間限定店でも予算の2倍の売れ行きとなった。ダブルフェイスのロングコート(税込み7万9200円)が一番人気で、購入者のうち3割はユナイテッドアローズの新規客だという。

 今後は都内と地方都市に出店することを計画している。

ディレクターを務める辺見えみりさんは「着る服に悩む同世代の女性が、新しいファッションに挑戦できるブランドにしたい」と話す


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