東京テキスタイルスコープ27年春夏 初日から活況、新規獲得へアピール

2026/04/15 18:00 更新


来場者でにぎわうブース

 総合素材展の東京テキスタイルスコープ(TTS)27年春夏が4月15日、東京都立産業貿易センター浜松町館で開幕した。86社が参加し、自社製品や技術などを国内外に向けて発信する。17日まで。

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 初日の午前中は、フロアで差があったものの業界関係者や学生を中心に来場があった。出展者は既存顧客だけでなく新規の獲得を狙う。ある出展者は「来場者は減っているように感じるが、引き合い自体は減っておらず新規顧客の獲得もできている」と、自社の加工技術や生産体制をアピールし拡販を目指す。溝呂木はオリジナル柄のバイオーダーのほか、小ロットからのストック機能も生かし顧客を広げたい考え。

 初出展の和歌山ニット工業組合は、丸編み生地の生産が盛んな産地の魅力を訴求する。「未来を編む」をテーマに、オーガニックコットンなどのサステイナブル素材使いの展示を揃え、次世代を担う学生に向けて訴求する。3回目となる「産地フォーカス」でも取り上げられ、開場当初から盛況だった。

 染色加工の日本蚕毛染色は機能加工を施したシルクを提案。ウォッシャブル加工を中心に揃え「日常的に使えるシルクの魅力」を改めて訴求する。

 鈴憲毛織はファクトリーブランド「ザルームジャパン」を初披露。26~27年秋冬物の本格販売に先駆けて作ったシャツやスカートなど、生地、製品で見せる。パスタのアルデンテをイメージしたセミ強撚糸のウールを使い、ほど良い清涼感を出した。今回の出展で認知度を高めたい考え。前回のTTSでピックアップが多かった生地をストック販売する点もアピールする。



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