つぐつぐ 割れた器を金継ぎ技術で再生 MUJI新宿と提携

2021/10/13 06:25 更新


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壊れた器を金継ぎ技術で再生

 割れた器の修理サービスを行う、つぐつぐ(東京、俣野由季社長)は、9月にリニューアルオープンした「MUJI新宿」(良品計画)と、金継ぎによる器の再生事業で業務提携した。

 壊れた器の金継ぎ修理や、壊れた器のドネーション(寄贈)をMUJI新宿で受け付け、つぐつぐが修理、完了したら修理品を依頼者に返却する。壊れた器が金継ぎできるか事前に知りたい人は、つぐつぐに壊れた器の写真をメールで送り、概算見積りが可能。寄贈の場合はつぐつぐが引き取り、金継ぎ修理して国内外で再販する。販売に向かない品は、金継ぎ教室で練習に使う。

 つぐつぐは自然素材だけを使って日本伝統の金継ぎを中心とした事業を展開している。MUJI新宿は環境や社会の課題解決の商品・サービスに特化した新たな旗艦店舗としてオープンした。両者の共通ビジョンとして、作るだけでなく使った物を修理することで、大量生産・大量消費時代に物を大切にするきっかけを作りながら、暮らしの役に立つ場所を目指しており、相乗効果を期待して業務提携に至った。

 金継ぎは室町時代から伝わる日本伝統の修理技術。割れた陶器などを修理するだけでなく、割れ面を金粉で装飾することで新たな価値を生み出して長く使えるようにするもので、海外からも注目を集めている。この技術に注目したつぐつぐは20年3月からサービスを開始。金継ぎのキットの販売や全国の職人とのマッチングサービス、金継ぎした器の販売、教室も開いており、「金継ぎを通して、器と人と伝統をつなぎ、新しい価値、新しい体験を提供」(俣野社長)している。

壊れた器を金継ぎ技術で再生

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