TSIホールディングスの23年2月期連結決算の売上高は1544億5000万円と修正計画値に対しても0.3%上回って着地した。前期比では10%増。営業利益は、本社移転に伴う一過性の費用計上の影響で47.5%減の23億2000万円。計画に対しては29.4%増と、収益性は大幅に改善したとみている。国内の実店舗と海外事業が年間を通じて堅調だった。経常利益は38億5000万円、純利益は30億6000万円。今期の営業利益は過去最高となる47億円を目指す計画だ。
(永松浩介)
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実店舗の売上高は前期比16.1%増と伸長した。大手百貨店の復調にインバウンド(訪日外国人)需要の回復が後押しした。「今後は拡大フェーズとなる」(下地毅社長)と新たな出店をにらむ。
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