トリンプ・インターナショナル・ジャパンのトップに就任して1年が経過した。国内インナーウェア市場は縮小傾向にあり、物価高によって消費の二極化が加速するなど、経営のかじ取りはますます難しくなっている。25年12月期売上高は前期並みの見通し。市場占有率は微増したと見ており、既存顧客との深い結びつきを大切にしながら、新規客の取り込みを急ぐ。異業種から転じたトップが、歴史あるブランドの資産を次の成長にどうつなげるのか。
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業界の変化に柔軟に対応
――就任から1年を振り返って。
初めての業界ということもあって、刺激的な1年でした。商品、市場、消費者とあらゆる面で多くの学びがありました。経営を通じ数字を見たり、現場のファッションアドバイザー(FA)の話を聞く中で、「トリンプ」「スロギー」「アモスタイル・バイ・トリンプ」に対する顧客の「愛着度」の高さがすごく印象的でした。
外から見ているだけではわかりにくいのですが、何十年も特定の製品を愛用している顧客が多いのです。自分の体にフィットする商品を見つけると、ブランドを信頼して長く買い続けてくれる。非常に強固な顧客基盤が確立されていると感じています。業界を問わず、ブランドイメージは商品体験を積み重ねた先に形作られるものだと確信を深めています。
――市場環境が厳しい中でのバトンタッチだったが、足元の業績をどう見ているか。
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