繊研新聞社は、商社の25年度繊維事業業績アンケートを実施。繊維事業売上高に回答したのは25社で、その売上高合計は3兆348億円で、24年度と比べると3.9%伸びた。この数字の裏には、業界の実力そのものが底上げされたというよりも、M&A(企業の合併・買収)など資本再編による連結効果や、海外需要などの外的要因をいかに繊維事業に取り込めたかによって、各社の業績に差がついた実態がある。
(北川民夫=本社編集部)
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ジワリ差が広がる
繊維事業売上高が1000億円を超えたのは伊藤忠商事、帝人グループ繊維・製品事業、東レインターナショナル、豊島、MNインターファッション、豊田通商、GSIクレオス、蝶理の8社。それらに次ぐ売り上げ規模のスタイレム、モリリン、ヤギとの売上高の差は500億円超と、昨年の400億円超から広がった。また、25社中、増収は12社、減収は13社とほぼ半々に割れた。業界全体としては微増収基調を保ちつつも、企業間の差が広がっている実態が浮かぶ。
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