新型コロナの感染法上の扱いが2類相当から5類に変わり、旅行など人々の行動が活発になっている。インバウンド(訪日外国人)需要も戻り、コロナ禍からの経済回復の期待感が高まる。一方海外では、長引くロシアによるウクライナへの侵攻でエネルギーや食料の危機が継続、世界的なインフレで景気の先行きは不透明だ。繊維メーカー各社の繊維トップに現状や戦略を聞く。
サステイナブル前提に
――人の動きが活発になっている。
日本では旅行者が増え、全体に動きが出てきました。都心百貨店の売れ行きが好調なように、今まで動きが鈍かった高額品を購買する様子も見られます。アパレルはすべてのゾーンで良いわけではありませんが、お客のニーズを的確に捉えた物は売れています。
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