東急不動産SCマネジメントが関西地区で運営するキューズモール4施設計の25年度売上高は前期比6.6%増の1192億円となり、過去最高となった。各施設とも、改装や販促の強化などが貢献し、全施設が増収となった。
あべのキューズモール(大阪)は、5.1%増の535億円で、23年度からの段階的なゾーニングの最適化や新規テナント導入、音楽イベントやIP(知的財産)コンテンツの期間限定店の強化、ファミリー層を対象の「ファミリーディスコ」の実施などが貢献した。あまがさきキューズモール(兵庫県尼崎市)は食物販の強化やフードコートのテナント入れ替え、音楽・キャラクターイベントの充実が増収に結びついた。
みのおキューズモール(大阪府箕面市)やもりのみやキューズモールBASE(大阪)も新規テナント導入やゾーニングの見直しで来館動機を増やし、回遊性が向上した。また、みのおほか各施設で、多言語対応や観光コンテンツとの連携などインバウンド対応を強化し、免税対応店などの売り上げが伸びた。
各施設とも、地域の課題解決や活性化に取り組む「ギャザリング活動」を重視している。子育て支援企画や「スマイル音楽祭」など、今後も4施設計で年間約600件のイベントを実施する計画だ。なお、あべのは、26年度春夏で段階的に取り組んできた改装が完了予定で、26年度は過去最高売上高の更新を見込んでいる。
