東急モールズデベロップメント(TMD)は、三井不動産を代表企業として26年3月19日に横浜市のJR関内駅前の横浜スタジアム隣接地に開業する大型複合施設「ベースゲート横浜関内」の商業エリアの運営業務を受託する。24年度(25年3月期)に開始した中期経営計画で掲げる事業領域拡大策の一環。東急以外が代表企業の物件の運営受託は初めてとなる。三井不動産、ディー・エヌ・エー、京浜急行電鉄、東急から運営業務を受託する。
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同施設は横浜市の旧市庁舎街の再開発事業。商業エリアのほか、オフィス、ホテル、大学などで構成し、計7社が事業に参画する。施設全体の延べ床面積は約12万8500平方メートル、商業エリアの営業面積は2万550平方メートル。
テナント数は55店で、「日本最大級」という常設型ライブビューイングアリーナや、アミューズメント施設、飲食店、書店の有隣堂のコワーキングスペース、アートギャラリー・店舗併設の新業態などが入る。TMDは開業までの準備業務を受託しており、開業後も引き続き運営を受託することになった。