東急百貨店 シニア住宅向けリモート接客開始 入居者に新たな買い物体験を提供

2021/12/16 06:25 更新


 東急百貨店はシニア住宅の入居者に新たな買い物体験を提供するリモート接客サービスを開始した。東急イーライフデザインが運営するシニア住宅、グランクレールを皮切りに同サービスを拡大していく。

 住宅内の多目的ホールと東急百貨店本店のコンシェルジュサロンをオンラインでつなぎ、在宅しながら専門販売員の接客を受け、商品を購入できる。事前に聞き取りし、入居者のライフスタイルやトレンド、季節感を踏まえて本店内から商品を選び、使い方や着こなし方などを説明する。個別の接客ではなく複数の人の参加ができるため、入居者はイベント感覚で気軽に参加することができる。要望があれば個別のリモート接客にも対応する。デバイスはソニーのテレプレゼンスシステム「窓」を試験導入し、55㌅の大型ディスプレーを使用する。

 第1弾の買い物体験会は12月9日、グランクレール世田谷中町シニアレジデンス(東京、シニア住宅176戸)で実施。屋内での装いを華やかにする羽織り物、部屋で楽しめるワインや総菜などを紹介した。



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