トウキョウベースは下期、セレクト業態「ステュディオス」のメンズ強化やSPA(製造小売業)型モード業態「ユナイテッドトウキョウ」のMD修正、SPA型カジュアル業態「パブリックトウキョウ」のヒット商品開発に取り組み、2ケタ増収を目指す。
また、好調な中国で出店拡大の準備を進める。20年2月期は売上高166億1000万円(前期比19%増)、営業利益18億2700万円(30%増)を見込む。
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ステュディオスのメンズは、仕入れの品揃えを充実させるとともにオリジナルも強化する。強みの接客・販売力もさらに磨く。上期に苦戦したECは、回復傾向にあることから、下期は拡大を見込む。
ユナイテッドトウキョウは、パブリックトウキョウと出店立地が近接していたため、同店ならではの魅力を追求しつつ、ベーシックとトレンド、価格の高低、1型当たりの数量など、MDにメリハリをつけて修正する。20年春には消費者向けのランウェーショーを行うほか、国内旗艦店を出す予定だ。