トーキョー・ファッション・アワード2024を選出

2023/09/05 06:29 更新


トーキョー・ファッション・アワード2024の受賞者

 会期の最終日には、東京都と日本ファッション・ウィーク推進機構(JFW推進機構)が主催する「トーキョー・ファッション・アワード2024」の受賞者が発表された。東京を拠点にするデザイナーが世界でビジネスを拡大するための支援を目的として、14年から開催。第9回目の受賞デザイナーは、メンズで「FAF」の荒井一帆と高林司、「コウタグシケン」の具志堅幸太、「シンヤコヅカ」の小塚信哉と梶浦慎平、「ソウシオオツキ」の大月壮士が選出された。ウイメンズは「ヘンネ」のアンナ・チョイ、「ミスターイット」の砂川卓也、「フォトコピュー」の竹内美彩、「ダイスケタナカ」の田中大資が選ばれた。審査員の一人、三越伊勢丹のバイヤーの國友崇裕さんは「クリエイションだけでなく、本人の意志や思いの強さなど内面的な部分も含めて総合的に審査した」と話す。

 支援によって、メンズは24年1月と6月のパリ・ファッションウィークの会期中に、ウィメンズは2月と9月のパリ・ファッションウィークの会期中に単独で開設する「ショールームトーキョー」で世界のバイヤーと商談を行う。また、24年3月の楽天ファッション・ウィーク東京24年秋冬で凱旋(がいせん)イベントを予定する。



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