東武鉄道が相次ぎ商業施設開発や改装 “成長エンジン”として強化

2024/06/06 10:59 更新会員限定


アーケードのような集積を設けたエキア竹ノ塚

 東武鉄道で商業施設の開設、改装が続いている。路線の高架化に伴うものなどで、首都圏の人口密集地の地域密着型の施設として利便性を提供する。この後も持続的な成長に向けたエンジンとして強化を継続することにしている。

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17番目の施設

 今春も新設、改装が相次いだ。竹ノ塚駅(東京都足立区)で商業施設「エキア竹ノ塚」が5月23日に開業した。東武スカイツリーラインの高架化に伴い生まれたスペースを活用した。高架下にテナントを導入するとともに二つの線路に挟まれたスペースにはアーケードの雰囲気を持った集積を設けた。賃貸面積は3900平方メートルで秋にオープン予定の食品スーパー、東武ストアなどと併せ26店が揃う。17番目となった東武鉄道の駅施設・エキアでは大型の部類に入り、年商は40億円を想定する。

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