「ザ・キャットウィスカーズ」 キャッチーな商品が好調

2017/12/20 04:23 更新


女性の目に留まる雑貨が揃う

 レディスブランド「ダブルスタンダード・クロージング」を基幹とするフィルムのアクセサリー業態「ザ・キャットウィスカーズ」は、16年8月の1号店オープンから5店増やし、現在6店となっている。

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 キャットウィスカーズはオリジナルの10Kなどのイヤリング、リングを中心とするアクセサリーと、店名(猫のひげ)でもある猫の顔のデザインのキャッチーなケース類、スマートフォンケース、チャーム、傘やバッグ、Tシャツなどユニークで便利な雑貨を販売している。

 店はルミネ新宿ルミネ2、丸ビル、マロニエゲート銀座、なんばマルイ、神戸マルイとラフォーレ原宿。商品の平均単価は約4000円。女性客が通りがかりに目に留めて買える商品で、面積30平方メートル以下でも店を作ることができ、セールにあまり左右されないことなどが強みだ。アクセサリーは普段使いの10Kなどで、他の低価格の店とは違い、高価でもないところを狙った戦略が当たっている。

 商品の卸は基本的に行わず、直営店のみの事業としている。ラフォーレ原宿の店は18年1月に撤退し、当面は5店体制で安定した売り上げを維持したい考え。




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