全力投球(古川富雄)

2013/07/20 17:00 更新


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最近、大ベテラン経営者、若手経営者と対照的な人物に話を聞いて、「そうだ、そうだった」と思い出させられたことがあった。

大阪・心斎橋の老舗ブティック「フクハラ」。インポートブティックの先駆けで、時代を乗り越えて今日まで支持を集めている。



この店の社長兼バイヤーは女性で、バイヤー歴は40年以上。しかも、日本の商社や問屋では買わず、すべて海外直接買い付けによる調達だ。1回の出張は12~14日で、50社ほどを回る。観光などは目もくれず、1日あたり4、5件商品を見て発注する。

なじみのところだけでなく、新規メーカーも必ず予定に入れている。失礼ながら、年齢は記者(53歳)の二回りほど上。その女性社長のモットーは「全力投球」という。久しぶりに聞いたフレーズで、はっとさせられた。詳しくは7月17日付で。

帽子製造販売のポープインターナショナル(神戸)の社長は、大工からファッション業界に転じた変り種。本物のパナマ帽を作ろうと、本場エクアドルに単身で乗り込んだ。知り合いなどいるはずもなく、情報もほとんどない中、町の帽子屋を回って、工場を紹介してもらうことに。



 

スペイン語ができないから、かたことの英語とジェスチャーで職人たちに思いを伝え、パナマ帽を作り上げた。1週間、工場に居ついた結果だ。

考えるより先に、動いてみようという青年経営者の発想はすがすがしい。もちろん失敗することもあるだろう。でも、自分の目、手で確かめることの重要さをこの経営者は知っている。記事は6月28日に載っています。



古川富雄 大阪支社編集部長が、関西のファッションビジネス情報の周辺、裏を紹介

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