サステイナブルへの意識は浸透し、それ以上に快適性への関心が高まっている。この数年続く暖冬傾向で重く厚みのある素材の提案は減り、軽量や機能性がポイントになっている。綿や麻といった天然繊維や天然調合繊の需要も伸びそうだ。
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変化する季節に対応
冬も気温が高いことから重厚な素材が不振という宇仁繊維は軽く快適な合繊に着眼し、バリエーションを揃える。ジャカードは自社の織機を使い、軽量なタイプを充実させる。
エイガールズは重点企画の一つに「アイス」を挙げる。「編みながら穴をあける製法で通気性を高める。リネンを編んだ素材でも、スポーツ向けでも呼吸しやすい組織に挑戦する」という。
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