《25~26年秋冬欧州素材見本市から㊥》商況好転へ準備着々

2024/07/23 07:59 更新有料会員限定


生地を手に取り確かめる人も多く、実商談の重要性が再認識されている(ミラノウニカ、写真=マルコ・ベルトリ)

 欧州生地メーカーは、流通在庫のだぶつきなどで昨年後半から低調な状況が続いているが、今下期からは在庫が解消し好転するとの見通しが多い。イブニングドレスやブライダル向けを得意とする企業の中には、現状でも悪くないと話すところがあり、欧米のオケージョン需要は根強いと見られる。ただ古着人気やサステイナブル志向などで以前ほどの数量は期待できないとの声もある。市況が好転した際に商機をつかめるように、販路拡大やより付加価値の高い素材開発が焦点となっている。

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協業や販路開拓

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