22年度全国服地卸売上高ランキング 国内、アパレル需要の回復が貢献

2023/08/25 07:59 更新有料会員限定


 繊研新聞社が服地コンバーター・卸企業を対象に実施した22年度の業績調査によると、前年比較可能な21社の服地売上高合計は1354億7000万円、前年度比21.7%増と大幅に増加した。20年度はコロナ禍のため24.1%減と大きく落ち込んだが、21年度は2.3%増とやや持ち直していた。アフターコロナでアパレル需要が復活する中、国内、海外ともに伸び、本格的な回復を見せた。

上位の伸び目立つ

 21社のうち増収は14社で、減収は6社。ランキング上位企業ほど回復している様が見て取れる。2ケタ以上の増収は14社中12社だった。毎年の調査で回答企業は若干異なるが、18年度は増収15社、減収9社、19年度増収6社、減収18社、20年度増収3社、減収19社、21年度増収13社、減収9社。服地売上高の合計は17年度2.4%減、18年度2.5%増、19年度7.2%減、20年度24.1%減、21年度2.3%増だった。

この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約すると続きを読むことができます。

ログイン契約して読む

会員の方はこちらからログイン

関連キーワード電子版購読者限定ピックアップニュース



この記事に関連する記事