ジーンズカジュアル専門店の10月13日の定店観測は、東日本は大型の台風19号直撃の余波で低調、名古屋以西は好天に恵まれて秋冬物が活発に動いた。特にこの日から気温が下がった感じが強く、長袖Tシャツ、ジャケット、防寒アウターが動いた。
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◆客足は月前半から低調
定点日の前日から当日にかけて台風が東日本に大雨をもたらした。10月前半は残暑が長引き、秋物への購買意欲が低く、今週に期待をかける店が多かったにもかかわらず、東日本の店舗では売り上げを前年比20~50%ほど落としたところもあり、残念な3連休となった。ただし、台風一過で街に繰り出し、来店した客の購買意欲は想定より高く、「悪かったが、思ったより購買があった」という店も複数あった。
売れ筋を俯瞰(ふかん)すると、トップではジャケット・アウターが前年より数量が動いた。アウターでは「カナダグース」「ザ・ノース・フェイス」「アヴィレックス」の防寒アウター、「ワイルドシングス」のナイロンジャケットが挙がった。カットソーでは「チャンピオン」「カンゴール」といったブランドが強い。
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