ユニフォーム販売のたまゆら、大阪・関西万博にユニフォーム提供 滋賀県高島市の葦を使用

2023/09/19 18:00 更新会員限定


高島市で複数の企業や団体と葦刈りを実施するプロジェクトを発表した

 ユニフォーム販売のたまゆら(大阪府枚方市)は、25年大阪・関西万博のスタッフのユニフォームに、滋賀県高島市の葦(よし)を使用したものを提供する。大阪で開催した「たまゆらフェスタユニフォームEXPO2023」では、12月2日に高島市で、複数の企業や団体と葦刈りを実施するプロジェクトを発表した。

(小畔能貴)

 葦はイネ科の植物で琵琶湖の消波・浸食防止作用を持ち、鳥類・魚類をはじめとした多様な生物にすみかを提供し、水質の保全をしている。育成過程で二酸化炭素を閉じ込める性質があり、収穫することでカーボンオフセットにも貢献する。「葦簀(よしず)」「かやぶき屋根」「夏障子」など長く人々の生活を支えてきた重要な資源だったが、現在は産業利用が衰退し、景観や水質悪化の原因になっている。

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