高島屋単品平場、大人の新定番編集

2016/06/09 08:50 更新


 高島屋は9月、婦人服の単品平場「シーズンスタイルラボ」を立ち上げる。スタイリストの大草直子さんをディレクターに起用し、大人服の新定番アイテムを編集する。もの作りに直接関与したオリジナル品の比率を7割に高めて、国内外の工場、ブランドと協業した独自・限定品を揃える。

 従来のシニア層に代わる次世代の顧客開拓に向けた戦略売り場となる。子育てを終えたミドル~マチュアをターゲットに、「上質で長く使える」「シンプルだけれど地味過ぎない」などの顧客ニーズをもの作りに生かす。NBに偏重していたゾーニングを見直し、百貨店婦人服に欠落していた単品平場を再構築するのが狙い。婦人服フロアでの比較購買と買い回り性の向上に結び付ける。

 商品は大草さんが企画から参画した上質で着回しができるジャケットやワンピース、コートのほか、カットソー、ニット、パンツ、スカートなどベーシック品を編集する。独自開発は布帛、ニットの有力工場3、4社と組んだ。単品トップ、スカート・パンツで2万円前後が中心となる。

続きは繊研新聞で



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