高島屋大阪店 中間層も狙い改装進める 特選以外に食品などサービス機能も拡充

2025/01/27 17:30 更新有料会員限定


ハイブランドコスメの強化などニーズの変化に対応し、好調な1階化粧品

 高島屋大阪店は、富裕層、中間層の両方の支持拡大を狙い各カテゴリーで改装を進めている。特に力を入れているのが、富裕層に限らず幅広い客層の購買が見込める特選ブランドや化粧品で、新規ブランド導入や増床など24年3~12月ですでに40ブランド近くを改装し、今後も継続する。このほか、食料品は好調な自主ゾーンなどを強化し、リビング・インテリアもカテゴリーの枠を越えたライフスタイル提案売り場にする方針だ。国内外富裕層のサービス対応も強化する。

(吉田勧)

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 化粧品は、フレグランスやメンズ需要の拡大を背景に3~12月で30ブランドを改装した。「ジョーマローンロンドン」「ディプティック」「シャネルフレグランス&ビューティ」などの品揃えや接客スペースを拡大し、ハイブランドコスメの「トムフォードビューティ」「プラダビューティ」などを新規導入。需要が広がっているとみるハイブランドコスメは今後も強化する。25年1~8月で13ブランドの新規導入や改装を計画。多様化する需要に対応する自主のサービス売り場の開設も検討している。

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