砂山靴下(東京)の24年5月期決算は、過去最高の業績となる見通しだ。コロナ禍に入った20年5月期以降も毎期、増収増益を続け、今期売り上げは5年前と比べ60%の増収を見込む。砂山直樹社長は、「特別な5期をサバイバルできた」と語り、来期以降も毎年、「前年超え」を目指す。
(壁田知佳子)
「世の中の変化をチャンスに変える力がある」と砂山社長が話すように、変化対応にたけていることが同社の強みだ。砂山氏が社長に就いてからファブレス(工場を持たない製造業)となり、「『作る』から『創る』へ」と事業を転換した。