アリババは中国最大手のEC事業者。運営する天猫(Tモール)と淘宝(タオバオ)の流通総額は、およそ7.49兆元(約140兆円)となり、その規模の大きさが分かります。そんな最大手のEC事業者の〝新小売り〟の概念は、アリババの馬雲(ジャック・マー)氏によって16年に発表されました。これからは「純粋なECは消滅する。そしてオンラインとオフラインが合わさり、物流と融合することで、真のニューリテールが創出される」とするものです。
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