インコントロは7月14日、輸入総代理店となっている英国「スタジオニコルソン」の国内初の直営店となる旗艦店「スタジオニコルソンアオヤマ」を東京都港区にオープンする。
地下鉄の表参道駅から徒歩約3分の場所にある路面店で、売り場面積は約71平方メートル。ロンドンのソーホーにある旗艦店に倣い、自然の素材と人工的な素材の異なる質感がコントラストを成す空間を作った。メンズウェア、レディスウェアのほぼフルラインナップを扱う。
スタジオニコルソンは、ロンドンを拠点にするクリエイティブディレクターのニック・ウェイクマンが10年に立ち上げた。シーズンを超えてスタイリングのできるモジュラーワードローブの考え方、柔らかな線を描くシルエットが魅力で、日本でもビジネスを成長させてきた。
インコントロは22年から輸入総代理店となり、卸売りを続けながら日本独自のECを開設。この1年半は、本国との意思疎通のもとで、一格上のグローバルブランドのポジションを目指してブランディングしている。価格帯は若干上がり、定番のチノパンツは5万円台半ばとなる。
結果、卸売り先や購入層は絞られたが、理想的な形になりつつあるという。ただ、ECは、幅広いラインナップを扱っていても、洗練された生地の風合いやシルエットが伝わりにくく、それほど伸びていない。次の段階として「旗艦店を通じ、ニック・ウェイクマンのこだわりや世界観を丁寧に伝えていきたい。より多くの人の共感を、EC、卸売り先の底上げにつなげていければ」という。日本人に合ったサービスにも力を入れる。将来は、主要都市への出店を視野に入れている。