アンケート調査をもとにした店長が一目置く店長シリーズの第3弾はモチベーション編。
活気ある雰囲気を作ることは、その店の売り上げを左右する大事な仕事。スタッフのやる気を引き出し、職場を良い雰囲気にするのが上手い店長は、日々の業務の中でどんなことをしているのか、コツや工夫を聞きました。
《推薦人》 「ウィゴー」横浜ジョイナス店 本村希唯店長
いつでも誰よりも笑顔で元気な立ち振る舞いが印象的。太陽のような人でフロアにいると場が華やいで、スタッフのテンションも上がる。スタッフの些細な変化にもすぐ気が付き、優しく声をかけていて、スタッフとの関係性を築くことも上手でとても尊敬している。
推薦された方がこちら
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「ウィゴーアウトレット」三井アウトレットパークジャズドリーム長島店店長 水谷圭太さん
働きやすさにこだわる
普段からスタッフをこまめに見てあげることが大切。この積み重ねが結果的にみんなの意識を高めることにつながります。率先してスタッフとコミュニケーションを取り、小さな事も褒め、仲間の気分を乗せています。
店舗で働くスタッフは私を除いて6人。モチベーションを上げることに直結しないかも知れませんが、店長としてまずはみんなが働きやすい環境作りを強く意識しています。
働きやすさにこだわるのは、仕事とプライベートとのメリハリがつけられるなど、スタッフも働きやすい環境があってこそ、仕事の中でそれぞれの目標が見つけられるはずだから。私も時間内にしっかり働いて残業はなるべくせず、有給休暇もしっかり取るなど、率先して手本を見せるようにしています。
目配り、気配り、心配り
普段からスタッフへの目配り、気配り、心配りも欠かせません。例えばお客様に話しかけるのが苦手なスタッフには、「まずどこから来たのかを尋ねるようにしてみよう」とアドバイス。一方で、「さっきはレジにつくのが素早かったね」や「店の掃除を進んでしてくれてありがとう」などと褒める場面も少なくありません。
自分も店長になる前、店長がいろいろと話しかけてくれ、多くのことに気付かせてくれました。“見られている”とスタッフに感じてもらうことは、やりがいや目標を持ってもらうための大きなポイントになります。
17年7月から予算をクリアし続けています。みんなが毎日、気持ちよくがんばれていることが大きいですね。最近は、スタッフも互いに褒め合ったり、感じたことを話し合えるようになってきました。