スポーツタカハシ 「フェアープレイ像」を移設

2024/06/26 11:00 更新


大阪・ミナミの街を60年近く見守ってきた像

 スポーツ専門店のスポーツタカハシ(大阪市)は大阪・道頓堀のスポタカビルからの本社移転に伴い、長年地元で親しまれてきたランニング姿を描いたビル前の銅像「フェアープレイ像」を大阪府富田林市の名刹・瀧谷不動尊に移設することを決めた。

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 同社は長年、スポタカビルで大型スポーツ専門店を営業していたが、15年に心斎橋・アメリカ村の商業施設「ビッグステップ」地下1階に本店を移した。18年には同地下2階にスケートボードパークを併設したスケートボード専門店「スポパー」を開設、今年4月には南海なんば駅高架下の商業施設「なんばエキカン」に野球専門店「スポタカベースボール」も出店した。

なんばエキカンに出店した野球専門店「スポタカベースボール」

 フェアープレイ像は創業者である高橋勝雄が公正なスポーツ界の発展を祈念して彫刻家の塩崎宇宙氏に依頼し65年に設置した。60年近く大阪・ミナミの街が変わりゆく様子を見守ってきた。本社移転に伴い、創業者の時代から縁のある瀧谷不動尊が譲り受けることとなった。

 本社は9月ごろに近隣の「スポタカビル北館」に移転する予定。



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