スピングルカンパニー(広島県府中市)はレザースニーカー「スピングルムーヴ」で20年春夏、スポーツを意識したキャンペーンを実施する。スポーツメーカーなどと組んだ独自商品を開発しており、名称は「キャッチ・ザ・ムーブメント・キャンペーン」。
卸し先小売店の店頭などで来年4月ごろから5月25日まで行う。対象となる4種6色の商品を買った消費者に抽選でステンシルアートのデザイナーと協業したTシャツをプレゼントする。
話題になりそうなのが、バレーボール用品のミカサとの協業品。広島企業同士の協業となる。国際公認球のバレーボールの素材(合成皮革)をアッパーに使い、ブランドの特徴である巻き上げソールとする。色も公認球と同じイエローとブルーの2種類。アッパーサイドにミカサのロゴが入る。1万9000円。

日本のテキスタイル「ノワート」との協業では、平和を意識したマッシュルームカムフラージュ柄のキャンバススニーカーを出す。アッパーとソールの間に配色効果のあるベロアレザーを入れる。左右合わせると5色使いのレザースニーカー、定番モデル「101」の新色ブルーも対象商品。