若い世代が、古着と異業種を組み合わせた複合型の専門店にチャレンジしている。自分たちが好きなジャンルと融合させる柔軟性やフットワークの軽さが光る。服以外の商材やサービスの提供が、客単価の向上や客層の拡大につながっているだけでなく、顧客満足度を高め、店の付加価値を上げる役割も担っている。
アンダーザサン 美容室と古着屋併設
両方〝本気〟で支持拡大
東京・池尻にあるアンダーザサンは、美容室と古着屋を組み合わせた独創的な業態が話題となり、順調にファンを増やしている。髪型から服まで一貫した感性で提案できる点が、顧客の信頼にもつながっている。
同店は19年に東京・三軒茶屋で開業。22年に増床を目的に今の場所へ移転した。約100平方メートルの店舗を前後ほぼ均等に分割し、手前が古着屋で奥が美容室の構成。美容師とバイヤーを兼任する店主の中川優也さんを含め7人で運営している。
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