異業種複合で付加価値向上 客単価や信頼度高まる

2023/11/09 15:00 更新有料会員限定


古着屋単体としてのクオリティーにも〝本気〟が見える。奥に美容室がある

 若い世代が、古着と異業種を組み合わせた複合型の専門店にチャレンジしている。自分たちが好きなジャンルと融合させる柔軟性やフットワークの軽さが光る。服以外の商材やサービスの提供が、客単価の向上や客層の拡大につながっているだけでなく、顧客満足度を高め、店の付加価値を上げる役割も担っている。

アンダーザサン 美容室と古着屋併設

両方〝本気〟で支持拡大

 東京・池尻にあるアンダーザサンは、美容室と古着屋を組み合わせた独創的な業態が話題となり、順調にファンを増やしている。髪型から服まで一貫した感性で提案できる点が、顧客の信頼にもつながっている。

 同店は19年に東京・三軒茶屋で開業。22年に増床を目的に今の場所へ移転した。約100平方メートルの店舗を前後ほぼ均等に分割し、手前が古着屋で奥が美容室の構成。美容師とバイヤーを兼任する店主の中川優也さんを含め7人で運営している。

この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。

すべての記事が読み放題の「繊研電子版」
単体プランならご契約当月末まで無料!

今すぐ登録する

今すぐ登録する

会員の方はこちらからログイン

関連キーワード電子版購読者限定専門店ピックアップニュース



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事