罰金は22ユーロ!? 大気汚染に伴い、パリで運転規制(野村真司)

2014/03/25 00:00 更新


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連日、晴天快晴で、気温20℃を超え、カフェのテラスには、パリジャン、パリジェンヌなどあらゆる人達が太陽の日差しを存分に楽しんでいる。130年ぶりとなる、空前の春日和に政府は少々困っているようだ。雨が降らないため、塵やガスが大気に充満して、華の都パリは、靄(もや)の都パリへ代わってしまった。

3月14日、15日、16日の週末三日間、車の運転を自粛してもらうため、政府は公共機関を完全無料とする措置を発動させた。完全無料という言葉に、パリでは歓声があがったのも束の間、月曜日にとんでもない法案が急遽発表された(法案成立は日曜日)。

「運転規制!奇数のナンバーは奇数日、偶数のナンバーは偶数日」

3月17日の月曜日、朝のニュースにて告知された、上記の規制法案。

例外として、電気自動車やハイブリッド車、公共機関の乗り物や政府間連車、一般車でも3人以上が乗っている場合は取り締まられない。「知らなかった」と、言ってしまえば大丈夫だろうとばかりに、車で外出する人も多い中、街の至る所で、検問が実施され、否応無く罰金22ユーロを課せられる始末。

大気汚染がひどいからと言って、少々強引過ぎるこの法案に、パリ市民達は大激怒。夜のニュースでは、取り締まられた人間達のインタビューが延々と映し出されていました。

とは言え、明けた3月18日には、規制が解除され、普段のパリに戻りつつも、まだまだパリは靄(もや)が立ち込めており、いつまた緊急規制が始まるかはわからない。政府も罰金の収入に味を占めて、頻繁に発動しそうな気配に、住人達は朝のニュースがマストの日課になっているとか、いないとか。

 


ちなみに僕のナンバープレートは「782」なので、17日の奇数日には運転できませんでした



のむら・しんじ フランス・パリ、日本にて、複数会社を経営する事業家。今年スタートした、フランス政府認可のワイン雑誌「33VIN」を皮切りに、食文化へのビジネスを展開中。パリコレ期間中は繊研新聞社の手となり足となりTHE SENKENパリ・オーガナイザーとしても活動。本人も何が本職かわからないほど、多方面で絶賛活躍中!

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