こんにちわ。日本は梅雨入りしたそうですね!こちら北カリフォルニアのベイ・エリアでは相変わらず水不足が続いておりますが、気温も夏らしく高くなってきております。
最近私個人的に感じている事ですが、日本ファッションへの感心が高まっているように思えます。先日WSJ(Wall Street Journal)のファッションに関する記事では1ページ丸ごと日本人デザイナーを取り上げたり、バーニーズNYのEメール広告配信ではvisvimが大きく紹介されております。
そんな中、本日紹介させていただきたいのは日本の服作りを参考にしている現地サンフランシスコでハンドクラフトされているブランド、the Podolls。生地はインドや日本のハンドメイドを使用しております。今年に入り、2店舗目がオープンされたばかりの注目ブランドです。
実はこちらのブランドはファミリーで経営されており、ご主人がもともと抽象画(アブストラクトペインティング)をしていたことから、全ての生地の柄はご主人のオリジナルのものです。切っ掛けは御夫婦の恋愛からはじまった、とてもユニークでストーリー性あふれるブランドです。
日本の洋服作りの繊細で高いクオリティ、そしてそこに秘められた芸術性に惹かれたご夫婦は、日本をよく訪れて、藍染めなどといった様々な日本の工芸手法を商品に取り入れています。
こちらがオープン時の店内の様子。
キッズコーナーもあります。とってもかわいいので、日本でもこちらのブランドの取り扱い店舗が増えてもおかしくないと思います。
ブランドのコンセプトは「スローライフ」。日々仕事等に追われる私達に癒しのひと時を与えてくれます。 オウナー夫婦も日本への感心はとても高く、日本でのビジネス機会にも興味も持っているようです。 もっと知りたい方はブランドのウェブサイトへ。
このように徐々に日本の影響を受けた店舗が増えて行ってほしいものですね。期待ドコロです。
NY育ち、東京のファッション市場でのコンサルティングをへて、現在在住のサンフランシスコ・ベイエリアに移住し、ローカルブランドの育成やジャパニーズブランドの市場開拓サポートなどをしながら個人で活動中。ファッション問わず、消費動向に関わること全て、不動産・カルチャーなどにも興味を持つ。自然、動物コーヒー好き。