【PR】Shopify Partners ロードショーSeason1/第一回イベントレポート

2024/07/25 00:00 更新



 3月~6月にかけて、世界屈指のコマースプラットフォームを提供するShopifyはトークイベント「Shopify Partners ロードショー: Scale your commerce with Shopify」を開催致しました。

 「すべての人に、より良いコマース体験を」のミッションのもと、世界トップクラスのコマースサービスを提供してきたShopifyがパートナー企業と、そのマーチャントをフィーチャーし、課題解決やShopify導入のプロセスについて掘り下げていく全4回のイベントです。

 これまでのECの課題に頭を悩ませている方から、ECの売上をもっと伸ばしたい方、コマースサービスについて詳しく知りたいと思っている方まで、シリーズ1の4回のレポートにしてお届けいたしますので、ご参考にしていただければ幸いです。

 7月18日より、新シリーズ「Shopify Partners ロードショー Season2」がスタート。こちらもお見逃しなく!

新シリーズの紹介はこちら

【第1回】HEAVEN Japan、PAPABUBBLE JAPAN登壇!Shopifyでお悩み解決「Shopify Plusだからこそできる!」を徹底解剖(2024年3月6日)

<セッション1>「Shopify plusにして月商2倍超!レディースファッションブランドDarich成功の秘訣」:登壇者/株式会社これから ゼロギャル 待木 瑞香

Darichの成長事例をもとにShopify plusの魅力を語る待木さん

 セッション1はShopify Plus Partner、株式会社これからの待木さんが登壇。サポートするレディスD2Cブランド「Darich(ダーリッチ)」、コスメブランド「SELVE(セルブ)」を展開する株式会社YSMのEC事業責任者、石原亮祐さんへのインタビュー動画を流しつつ、成長のポイントを解説していった。これから社は2020年からサポートしており、22年にShopify Plusでリプレイスを実施した。リプレイスして良かった点について、石原さんはネットと実店舗のポイント統合やサーバーの強さ、お客様のニーズに沿った購入のしやすさなどの改善点を上げた。Shopify Plus専用アプリも使いながら、様々な施策を実施。事例として、時間が来たら自動でサイトのテーマを切り替える「ローンチパッド」、コーディネート提案する複数の商品を一括でセット購入することができる「コーディバイ」、クーポン使用や値引きの利用後に施策が適応される金額になっているのかを視覚的に判別し、アップセルを促す「キキファイ チェックアウト」など複数のShopify Plus専用アプリの具体的な利用例を紹介。Darichが月商2倍超に成長した一端や、成長を支えた運用面の効率化について解説した。Shopify Plusへの早期切り替えで、事業の成長スピードを速める効果が期待できるという。

インタビュー動画で、施策の効果や取り組み内容を紹介。YSMの石原亮祐さん(左)と、これからの待木さん

<セッション2>「HEAVEN Japan CDOに聞く!Shopify Flowを活用したCRM設計とは?」:登壇者/株式会社Stack 営業責任者 Oscar Ohara、株式会社HEAVEN Japan COO兼CDOマーケティングDX事業部長 今川 浩志 氏

無料で使えるShopify Flowの無限の可能性を語るHEAVEN Japanの今川さん(右)とStackのOharaさん

 セッション2では株式会社StackのOharaさんが株式会社HEAVEN Japanの今川さんを招いてShopify Flowの活用例を軸にした対談を行った。今川さんは“適正”下着「HEAVEN Japan」のEC事業責任者であり、コードも書けるエンジニアの一面を持つ。23年7月のリプレイスでShopifyに移行し、その拡張性と柔軟性を、Shopifyの開発環境を使って試しつつ、実施へ移行しているという。Oharaさんは特に、同社のShopify Flowを使ったCRM施策に焦点をあてて対談を行った。今川さんはShopify Flowを最強のエコシステムと表現し、各アプリで得られるお客の行動をトリガーに様々な施策に結びつけ、さらなるお客へのアプローチや生産性の向上を図っているという。例えばStackが提供するVIP会員プログラムとCRM PLUS on LINEを組み合わせて友達紹介プログラム「スマイルリレー」を開発。友達を紹介した人、された人にポイントをプレゼントする施策だが、3ヶ月で230人が利用し、客単価1.5倍、一週間以内のリピート率1.5倍、紹介された人がさらに友達を紹介する広がりもあり、想定を大きく上回ったという。そのほか、ポイント失効をLINEで通知する仕組みや、レビュー促進などの施策などを紹介。Shopify Flowとともに、Shopifyの可能性について強調した。

<セッション3>「来店者の7割が会員の店舗も!PAPABUBBLEに聞く、店舗・ECを横断したCRMを実現する仕組みとオペレーション」:登壇者/株式会社ソーシャルPLUS カスタマーサクセス 川井 悠高、株式会社PAPABUBBLE JAPAN デジタル室 シニアマネージャー 林 佑磨 氏

誰もが使うLINEのソーシャルログインでCRM施策を展開するPAPABUBBLE JAPANの林さん(右)とソーシャルPLUSの川井さん

 セッション3では株式会社ソーシャルPLUSの川井さんと株式会社PAPABUBBLE JAPANの林さんが登場。アートキャンディで「世界一面白いお菓子屋になる」PAPABUBBLEのCRM施策を解説した。同社は2005年から出店、18年にECをスタート。当時は店舗とECの会員統合ができておらず、ホームページとECのサイトも別で、アクセス数に課題を持っていた。そこでShopify Plusでのリプレイスを機に「ファンの見える化」=CRM施策の強化を図った。同ブランドは店頭で職人がキャンディを作るパフォーマンスが強みの一つ。会員獲得も店頭起点となり、短時間で会員登録ができないと店舗の売り上げに影響が出てしまう。そのため、Shopify Plusを中核にソーシャルPLUSが提供する「CRM PLUS on LINE」と、POSシステムの「スマレジ」(オムニハブで連携)からの会員情報を結びつける仕組みを構築した。CRM PLUS on LINEのソーシャルログインでLINE登録を行い、会員証を発行。スタッフのオペレーションも、シーン別の動画を作成したり、説明会の実施、エリアマネージャーの協力など事前準備をし、導入後も登録率の高い店舗のノウハウを全店に共有する。店舗・ECの会員統合で、来店→体験→ファン化でEC売上増→来店という循環ができたという。昨年6月から会員は月間2万人増ペースで推移し、今年3月末には20万人を突破。会員証提示率が7割の店舗もあるという。

<Q&A>Shopify Plusの拡張性と柔軟性を使ってどう成長していくかが課題

登壇者にShopify Japanが加わり、質問に答えた

 最後に各セッションの登壇者にShopify Japanの岡田さんが加わり、会場やオンライン視聴者からの質問に答えた。パートナー選びやアプリの選択について「Shopify Flowの経験や施策の提案ができるパートナーでないと、アプリを入れて終わりになる」「ポイントアプリはたくさんあるがShopify Flowと連携できないと施策が打てない」「将来、Shopify Plusで成長するためにも、Shopify Flow連携のアプリを選ぶべき」「アプリは必要な機能をリストアップし、トライアルの無料で試しつつ、よければ有料で機能アップしていく」「はじめから100%の正解はわからないので、お互いに“よりそい”あえる関係が大切」「できるだけ多くの接点を持ちたいので、多くの人が使っているLINEをベースにCRMを構築している」「インスタグラムは連携してDMが打てないので、LINEで連携する」などの回答が登壇者からあった。

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 ※Season1の2回目以降のイベントレポートも随時更新します。詳しくはこちらから。

お問い合わせ先

Shopify Japan株式会社 パートナーマーケティング
担当者:佐野
Mail:roadshow-partner-mktg@shopify.com

企画・制作=繊研新聞社業務局



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