shoichi 「ミカヅキモモコ」事業を譲り受け

2021/02/10 06:25 更新


 アパレル在庫の買い取り販売業、shoichi(大阪市)は三日月百子(同)の300円均一雑貨店「ミカヅキモモコ」の一部店舗を譲り受ける。事業領域の拡大、既存事業との相乗効果が見込めると判断した。

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 譲り受ける店舗は現在交渉中。従業員、商標も引き継ぐ。shoichiの山本昌一社長は「これまで雑貨買い取りのオファーは多くあったが、売り先が少なかった。ミカヅキモモコは化粧品を含め雑貨を売ることができ、シェア向上が見込める」と話している。今後、同社のオフプライスストア「カラーズ」との共同出店も考えられるという。他社事業を譲り受けるのは今回が初めてで、今後もシナジーのある事業には提携、出資する考えだ。

 信用交換所によると、三日月百子は収益が悪化し、現在事後を弁護士に委任。ミカヅキモモコのショップは関西、関東のSC中心に多店化していた。18年1月期は70店を展開し、年商30億円を計上していた。



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