シップス 渋谷に「シップス・エニィ」路面店オープン

2020/03/10 06:28 更新


 シップスは7日、「シップス・エニィ」の路面店を東京・渋谷にオープンした。業態変更で既に6店営業しており7店目。カップルやファミリー客を狙って、リンクコーディネートを打ち出す。

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 内装はエニィのクリーンさ、多様性、サステイナビリティー(持続可能)を白木の什器や、白壁で表現した。ハンガーにリサイクル素材、ショッパーにはFSC認証紙(森林認証)を使う。

渋谷店ではカップルのスタイリングを提案していく

 商品はウィメンズ、メンズ、キッズの全ラインを置く。子供から大人まで10サイズから選べる「シップス・エニィ・スタンダード」やオリジナルの商品だけでなく、エニィのテイストに合った仕入れの商品もある。ユニセックスで企画している「ティッカレディース&ジェントルマン」や「ニコルソン&ニコルソン」など。中目黒の花屋「チビフラワー」、「スタジオブランシェ」とのトリプル協業の商品や「ヘルシーデニム」との協業商品などもある。廃棄食品を使った染料で染めた「フードテキスタイル」でエコバッグも企画している。価格タグにはQRコードを付けて、ECの商品ページに飛べるようにした。


10サイズの中から好きなサイズを選べる「シップス・エニィ・スタンダード」
テイストに合うブランドとの協業品も豊富だ

 店内には、疑似試着が出来るバーチャルミラーを置いた。大人も子供も前に立って手を動かしながらトップやボトム、ワンピースなど、入荷していない商品を疑似試着出来るようにした。気に入った商品はQRコードを表示し、スキャンするとECの商品ページを表示できる。

バーチャルミラーを使って疑似試着が出来る

 21年春夏には、複合店を新規出店していきたい考えだ。ブランド認知を広げながら、20~40代のカップルやファミリーなど新規の顧客を獲得していきたい考えだ。



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