しまむら、共同開発品の拡大続く 出店は厳選も全方位で

2023/10/04 07:59 更新有料会員限定


 しまむらは下期、再生と進化を目指し「リ・ボーン」を掲げた現中期経営計画を仕上げ、来期からの新中期計画に備える。減益予想だった3~8月連結業績は増益で着地したが、通期目標は売上高6350億円(前期比3.1%増)、営業利益545億円(2.4%増)を維持している。

(田村光龍)

【関連記事】《再生完了・しまむら①》取り戻す集客力 レジ割よりも企画の魅力

 商品戦略では、PBとJBと呼ぶ取引先との共同開発商品をさらに充実する。JBは上期も各業態で拡大が進んだ。「ファッションセンターしまむら」ではJBが前年同期比7.4%増でJB比率が8.9%となり、カジュアルの「アベイル」では22.7%増でJB比率は41.9%に達し、全体を押し上げた。ベビー・キッズの「バースデイ」でも7.5%増でJB比率は26.6%になった。服飾雑貨を含めたコーディネート、協業によるトレンド提案などそれぞれ成果の出ている取り組みを進める。

この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。

すべての記事が読み放題の「繊研電子版」
単体プランならご契約当月末まで無料!

今すぐ登録する

今すぐ登録する

会員の方はこちらからログイン

関連キーワード電子版購読者限定



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事