しまむらの好業績が続いている。23年3~11月連結決算は、売上高4796億円(前年同期比3.4%増)、営業利益456億円(2.5%増)と過去最高になった。残暑などに悩まされた9~11月も増収増益だった。一品単価を引き上げながら客数の減少を抑えており、リボーン(再生)を掲げ今期を最終年度とする3カ年計画で進めてきた改革の成果が表れてきた。
(吉野光太朗)
【関連記事】しまむら、もう一格上のPB発売 客単価上げへ挑む
主力の「ファッションセンターしまむら」の既存店売上高は9~11月が1.1%増で、3~11月は4.1%増となった。
残暑で秋物を売る期間が限られ、重衣料の立ち上がりが遅れたが、期初の商品投入をかつての7、8割に抑え、期中に様子を見ながら追加する手法を整えており、天候に対応できるようになった。
この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。
すべての記事が読み放題の「繊研電子版」
単体プランならご契約当月末まで無料!