22日グランドオープンの渋谷パルコ 幅広い193店出店

2019/11/20 06:28 更新


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 パルコは16年8月に一時休業し、建て替え工事をしていた渋谷パルコを22日に新施設としてグランドオープンする。延べ床面積約4万2000平方メートルに、新業態や新コンセプト店を中心に、ファッション・雑貨、食、エンターテインメント、アート・カルチャーなど幅広い業種の193店が出店する。

 インバウンド(訪日外国人)を含めて、幅広い世代の「感性で消費をする都市生活者」の取り込みを目指す。年間売上高は一時休業前の16年2月期の153億3600万円から、約200億円に拡大する計画だ。

(有井学)

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 約1000人が就業予定のオフィスゾーンとの複合ビル(地下3階~地上19階)で、パルコは地下1階~地上9階と10階の一部。7~9階の一部に入るパルコ劇場は来年3月にグランドオープンする。

 旧・渋谷パルコで発信し続けてきたファッション、アート・カルチャー、エンタメを一段と強化するとともに、食を拡大し、デジタル技術を活用・体験できる店舗で構成するゾーンを新設する。ファッションを中心に、自主編集売り場や期間限定店ゾーンなどでパルコの企業理念でもあるインキュベーション機能も拡充する。

 エンタメはパルコ劇場のほか、ミュージックカフェ・バー「クラブクアトロ」など五つ、アート・カルチャーは「ほぼ日曜日」やパルコ直営の「パルコミュージアム」「ギャラリーX」など九つのギャラリーを揃える。

 6階には「ニンテンドートウキョウ」など「ジャパンカルチャーを発信する」ゾーンを作る。食は7階にレストランゾーンを設けるほか、地下1階を立ち飲み居酒屋や日本酒バー、ミックスバー、ジビエ・昆虫料理店などとクラブクアトロ、ギャラリーX、レコード店などを融合したフロアにする。デジタル技術を活用・体験できるゾーンは5階に設ける。11店が出店し、店頭とECを連携した販売を行う。

 衣料品は食などの拡大によって以前に比べて構成比が低くなるが、「グッチ」「ロエベ」などをパルコとして初めて入れ、「アンリアレイジ」など強みの東京デザイナーを充実、「アンジェリックプリティー」など原宿系なども入れて、提案力を高める。新業態を含め、大半が館の特性に合わせた店を作った。

 パルコは1号店の池袋パルコの開業日である今月23日に創業50周年となる。牧山浩三社長は「新・渋谷パルコの開業で新しいパルコの第2章が始まる。この施設に詰まったスタッフの思いと表現を全社に波及させていきたい」と語った。

インキュベーション機能も強める(次世代ファッションブランドを集めた自主編集売り場「ガイザーパルコ」)

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