エルメス・インターナショナルが中国・上海で創設した「シャン・シャ」のパリ店は、都市封鎖緩和後初となる二つのコレクションを発売した。
涙滴型の花からインスピレーションを受けた「ペルス・ネージュ」(スノードロップ)は、清楚(せいそ)でエレガントなホワイトとグリーン、洗練されたシルエットで〝生命の第1章〟を表したシリーズ。シルクの花と花をつなぎ合わせた総レースのプチローブ(税込み1880ユーロ)、レディスのショートとロングのジャケット、中国伝統のティータイム用バッグを揃えた。
「ティーグル」(虎)は、トニックカラーのプリントと刺繍がいっぱいのパワフルでカジュアルなワードローブ。中国を象徴する動物たちをモチーフにしたスウェットシャツ(280ユーロ)、スカーフ、ビジューで組み合わせが楽しめる。
(パリ=松井孝予通信員)