セキミキ・グループ 関亮一社長 売り上げはなだらかな右肩上がりで

2025/09/17 13:00 更新NEW!


関亮一社長

 25年8月期の売上高は前期比9%増。昨年が悪かった分、前期はコスト面、特に欠品、機会ロスを抑え、7月までに夏物をプロパーでしっかり販売し、8月商戦まで売りつなげた。

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 昨年は残暑の影響を受けたため、今年はその分伸びしろがある。今年は商品をまとめて発注してコスト減に取り組んでいる。ほとんど1%にも満たないが、小さいことを積み重ねていくほかない。

 出店は拡大せず、人口減少や売り上げ状況をみてスクラップ・アンド・ビルドを引き続き行う。売り上げはなだらかな右肩上がりを目指し、むしろ利益を重視していく。

 新ブランドの「ザ・リジョイス」は出店していた2店舗を閉店した。今後はネットの中でブランディングしつつ、既存の「グレディブリリアン」業態の店舗内などに、期間限定で展開していく。

 店舗の3分の1ほどのスペースにインナーブランド的な位置づけで適宜展開するもので、ザ・リジョイスのほかにもネットで展開しているブランドが二つあるが、この3ブランドをそれぞれのテイストの持ち味を生かしてインナーブランド的な打ち出しの仕方をしていく。

 3ブランドとも順調に売れており、今後も鮮度の高い期間限定的な商品の投入で既存店の売り上げ向上につなげていく。



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