三共生興、三共生興アパレルファッションを吸収合併 OEMビジネスモデルの変革へ

2025/01/07 06:25 更新


 三共生興は1月6日の取締役会で、100%子会社である三共生興アパレルファッション(東京都、宮澤哲次社長)を吸収合併することを決めた。

 合併期日は4月1日。三共生興を存続会社とする吸収合併方式で、三共生興アパレルファッションは解散する。

 三共生興は、08年に分社化により三共生興アパレルファッションを設立。アパレルOEM(相手先ブランドによる生産)事業を中心に高効率経営を進めてきた。24年3月期(単体)の売り上げは97億5300万円で、営業利益は4億1600万円、経常利益4億200万円、純利益は2億5400万円。

 しかし製品OEM事業での受注競争が加速するなか、中期経営計画で進めるグローバル市場や顧客の拡大を目指す「OEMビジネスモデルの変革」が経営課題となっていた。また繊維・アパレル業界を取り巻く環境が大きく変化する中で、さらなる強固な経営体制の構築を目指し、「中長期的に一体運営が必要」と判断、吸収合併を決めた。



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