22年3月にオープンした東京・代官山の路面店。国内と海外から仕入れたブランドと、オリジナル商品で構成
「ラフロッグ」（ラフロッグ、竹林史貴ファウンダー兼CEO＝最高経営責任者）は20～30代のゴルファーを狙ったゴルフアパレルのセレクトショップだ。東京・代官山に1号店の路面店を開いてから今春で2年目。デジタル施策を軸にしたコミュニティーマーケティングと多店舗化で成長を加速する。4月末には2号店をマークイズ福岡ももちに開いたほか、5月にはポイントプログラムも始める。
（関麻生衣）
デジタル施策は他社と差別化する上で、インターネット広告業界出身の竹林ファウンダー兼CEOがこれまでのキャリアで得た知見が自社の強みになると考えた結果。スポーツの分野ではコミュニティーマーケティングが効果的とポイントプログラムの導入を決めた。全国に約600万人いるゴルフ人口の中で若年層を対象にする同店が、限られた市場で存在感を示すためには既存客との関係を強化する必要があると考えた。
